(うどん その11)○ 「くらしモア きつねうどん 関西風」(日清)毎日のくらしを「もっと」の気持ちで応援するニチウリグループと日清の共同開発によって誕生したきつねうどんの登場です。 ジューシーなおあげに鰹・昆布の合わせだしが絶妙といったことが蓋に書いてあります。関西風の美味しさがどこまで再現されているのかが楽しみですね。 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。どちらかといえば昆布の方が香りが強く鰹はほんのりといった香りが漂ってきました。 早速、おつゆを一口いただきます。しっかりと出汁の効いたおつゆはスッキリとした味わいでなかなか美味しいです。醤油に頼り切っていないというのが良い感じです。 具は油揚げ、長ネギの2種類。目玉の油揚げはとてもジューシーで食べごたえがあるといった感じ。出汁もよく染みこんでいてさらに美味しさがアップしています。 麺は平型のうどん麺となっており、ちぢれ麺で柔らかさはごく普通といったところです。おつゆとの絡みは抜群となっているのでとても美味しくいただけます。 出汁が効いたスッキリとした味わいのおつゆとジューシーなお揚げが魅力的な一品。手頃なお値段で本格的に関西風を味わえる一杯となっています。 ○ 「バリうま ごぼ天 博多どんたく応援バージョン」(マルちゃん) 九州地方限定販売のバリうまシリーズ。その中のごぼ天うどんということですが、今回は博多どんたく応援バージョンの登場です。 福岡市民のお祭りである博多どんたく。その応援バージョンなのですが中身はこれまでのごぼ天と同じ。しかし、雰囲気はかなり盛り上がっている気がします。 お湯を入れて5分、蓋を開けて七味唐辛子をかけたら完成。ごぼ天のとても良い香りが漂ってきて思いっきり食欲をそそられました。 まずは、おつゆを一口いただきます。昆布と鰹とさば節がブレンドされている出汁がなんとも絶妙な美味しさとなっており、ごぼ天の出汁も良い感じですね。 具はごぼ天、カマボコ、長ネギの3種類。何と言ってもごぼ天につきますね。大きさといい、味といい、ボリュームといい、食べて大満足すること間違いありません。 麺は平型でややちぢれたうどん麺。カップうどんとしてはごく普通のタイプですが、だし汁がよく染みこんでいるような良い味に仕上がっています。 ゴボウの渋みと絶妙なだし汁の組み合わせがとても心地よくなるような一品。博多どんたくどうようにカップの中も盛り上がっているといった感じです。 ○ 「金ちゃん亭 花かつお ぶっかけうどん」(徳島製粉) うどんの本場で活躍する徳島製粉から汁無しの生タイプカップうどんとして「金ちゃん亭 花かつお ぶっかけうどん」の登場です。 ぶっかけうどんには長ネギだけで十分ということもありますが、やはり、花かつおが入っているとさらに風味が変わってきます。この風味の変化を楽しみたいですね。 お湯を入れて2分、しっかりと湯切りをしてふりかけ、かつおぶし、めんつゆをかけてよくかき混ぜれば完成。かつおぶしのとても良い香りが漂ってきました。 早速、麺を一口いただきます。生麺タイプということだけあってツルツルとした舌触りとコシの良さというのが抜群でとても美味しく感じます。 また、麺そのものの味わいも小麦を意識できるようなしっかりとしたものとなっており、さすがうどんの本場が世に送り出したというのがよく解ります。 具はかつお節、天かす、長ネギの3種類。なんといっても目玉のかつお節の存在感はなかなか良いものがあります。そして、天かすのポイントも高いですね。 あっさりとしたうどんに風味豊かなかつお節がとても良い感じに合わさっている一品。まさに最強の組み合わせといっても過言ではありません。 ○ 「どん兵衛 京風うどん はんなり 縦型カップ」(日清) 出汁の効いたおつゆと美味しい麺の組み合わせでロングセラーとなっているどん兵衛から「京風うどん はんなり 縦型カップ」の登場です。 以前に京風うどんというのが登場しましたが、今回ははんなりという言葉が加わっています。上品で、明るく華やかなさまを手軽に楽しみたいと思います。 お湯を入れて5分、蓋をはがしてよくかき混ぜれば完成。魚介だしのとても良い香りとともにゆずの上品な香りが漂ってきて気持ちが穏やかになりました。 早速、おつゆを一口いただきます。香り同様に口に含んだ瞬間に魚介だしとゆずの風味が広がってくるといった感じでとても美味しくいただくことができます。 具は小揚げ、シイタケ、カマボコ、タマゴ、長ネギの5種類。タップリと入っている小揚げはおつゆが染みて良い感じとなっており、カマボコは見た目が華やかです。 麺はノンフライでややちぢれたうどん麺。平型の麺はツルツルとした舌触りでいてモチモチとした食感となっているとともにおつゆとよく絡んで美味しくいただけます。 具材の彩りの良さで視覚を楽しませ魚介とゆずの豊かな香りで味覚を楽しませてくれる一品。美味しさに加えて193キロカロリーというヘルシーさも魅力的です。 ○ 「金ちゃん亭 牛肉 ぶっかけうどん」(徳島製粉) うどんの本場で活躍する徳島製粉から汁無しの生タイプカップうどんとして「金ちゃん亭 牛肉 ぶっかけうどん」の登場です。 ただのぶっかけうどん、花かつおが入っているぶっかけうどんに続いて牛肉が入ったぶっかけうどんとなっています。牛肉という文字だけでも豪華な気がしますね。 お湯を入れて2分、しっかりと湯切りをしておつゆをまんべんなく麺にかければ完成。とても素朴な雰囲気がただようぶっかけうどんが目の前に現れました。 早速、麺を一口いただきます。生麺タイプとあってツルツルとした舌触りに加えてモチモチとした食感を楽しめるようになっており、とても心地良いです。 甘酸っぱくて出汁の効いたおつゆとの相性もバッチリですね。今回は湯切りをしただけですが、水でしめた場合にどうなるのかも試してみたくなりました。 具は牛肉、長ネギの2種類。噛めば噛むほど牛肉なんだなということが解るような味わいとなっており、出汁の味わいにもよく合っているような感じです。 牛肉が加わったことにより、ちょっと得をした気分になれるような一品。極めてシンプルなのですが、麺がしっかりと美味しいのでそう思わせてくれると思います。 ○ 「味めん屋 わかめうどん 関西風おだし」(サンヨー食品) 麺の味わいを楽しませてくれそうな味めん屋から、あっさりとしているおつゆでお馴染みの関西風おだしのわかめうどんが登場しました。 わかめの豊かな磯の香り拡がる。といったことが蓋に書いてありました。だしが主役のおつゆと磯の香りのコラボレーションを楽しむことが出来そうですね。 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。わかめのとても良い香りが漂ってくるとともにすっきりとした和風だしの香りもしてきました。 早速、おつゆを一口いただきます。魚介エキスにわかめエキスが加わったような風味があるとともに塩加減もちょうど良いのでとても美味しくいただけます。 具はワカメ、カマボコ、天かす、長ネギの4種類。特にわかめの味わいが良いとともに、すっきりとしたおつゆに天かすがとてもよく合うといった感じです。 麺は平型のうどん麺となっており、柔らかめとなっていますが、おつゆとよく絡むとともに麺そのものの味わいを楽しむことができます。 風味が豊かなおつゆとともに麺本来の味わいを楽しめるような一品。必要以上の味付けがなされていないため最後までスッキリと味わうことができました。 ○ 「京うどん しゅんうどん」(日清) 手軽に京風味のうどんを味わうことができる京うどんシリーズが麺をリニューアルして再登場。その名もしゅんうどんです。 喉ごしが違うすらりと伸びた「しゅんうどん」ということですが、今までのちぢれ麺と異なってストレート麺ということです。麺が変わればどのような感じになるのか。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。昆布と鰹が混ざったとても心が落ち着くような香りが漂ってくるとともに澄んだおつゆが目に入ってきました。 早速、そのおつゆを一口いただきます。見た目通りスッキリとした口当たりのおつゆは昆布と鰹の絶妙な出汁に加えて揚げの出汁も加わっているといった感じです。 具は小揚げ、カマボコ、長ネギの3種類。小揚げはだし汁が染みこんでいてとても良い味わいとなっており、長ネギの甘さも楽しめるといった感じです。 麺は平型のうどん麺となっており、以前よりもちぢれ具合が少なくなっています。少し柔らかめのところがありますが、麺が変わったことにより食べやすくなりました。 美味しいだし汁や具材はそのままで麺の美味しさが今まで以上に楽しめるようになった一品。カップの大きさに比べて具材が多いということも魅力的です。 ○ 「赤いきつねうどん 謹製、なめらか麺仕上げ」(マルちゃん) 美味しいお揚げとこだわりのつゆで長きにわたってお馴染みとなっている赤いきつねうどん。その赤いきつねの麺がなめらかとなって再登場しました。 今までとは違った麺の食感を楽しめるということでお湯を入れる前からとても楽しみとなりました。おつゆはかなりこだわっているので麺が良くなれば最強ですからね。 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜて七味唐辛子をかければ完成。鰹と昆布の混ざったとても良い香りが漂ってくるとともに大きな油揚げがお目見えしました。 早速、おつゆを一口いただきます。すっきりとした口当たりのおつゆなのですが出汁の味わいはしっかりとしています。醤油の加減もちょうど良いといった感じです。 具は油揚げ、タマゴ、カマボコ、長ネギの4種類。目玉の油揚げはメチャウマとなっています。分厚くておつゆも染みこんでいるのでジューシーな感じですね。 麺は平型でややちぢれたうどん麺となっており、従来よりも麺が太くなっています。このため、うどん本来の麺のコシというのを手軽に楽しむことができます。 うどんそのものの麺に近づいてさらに美味しさが進化したといっても過言ではない一品。この先、どのように進化を続けていくのかとても楽しみですね。 ○ 「素材名人 まいたけ天うどん」(マルちゃん) 美味しいまいたけとしてお馴染みの雪国まいたけが使用されているカップ麺の登場。その名も素材名人まいたけ天うどんです。 鰹・うるめ・こんぶだしを利かせたあっさり和風つゆといったことがカップに書いてあります。まさに素材にこだわっているというのが伝わってきますね。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜたら完成。ダシの効いたおつゆの香りがただよってくるとともにまいたけの甘い香りが漂ってきました。 まずはおつゆを一口いただきます。3種類の出汁が利いているということもあって味わい深いのですが、さらに天ぷらの出汁も効いていて美味しくいただけます。 具はまいたけ、タマゴ、カマボコ、長ネギの4種類。まいたけは天ぷらにしてあるのでコクのある感じが楽しめるとともに素材そのものの美味しさも味わえます。 麺は平型でややちぢれたうどん麺となっており、柔らかめとなっていますが、おつゆやタマゴに天ぷらの衣がよく絡んでいるのでとても美味しいですね。 本格的なまいたけの風味と味わいを楽しむことができるような一品。さすが、素材にこだわっていると主張するだけのことはある味わいだと思います。 ○ 「もずくうどん」(マルちゃん) 沖縄産のもずくを使用したカップうどんが登場しました。健康的で風味も楽しめるといった一杯で二度嬉しいカップうどんです。 ゆずの風味ですっきりとした味わい。といったことが蓋にかいてありましたが、もずくとゆずを合わせた味わいを楽しめるということはなかなかありませんね。 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。もずくとワカメの合わさった磯の香りを思わせるようなとても良い風味が漂ってきました。 早速、おつゆを一口いただきます。昆布出汁をベースとしたおつゆはとてもあっさりとしていて塩加減が絶妙といった感じとなっており美味しくいただけます。 具はもずく、ワカメ、カマボコ、ゴマの4種類となっており、もずくは風味と塩加減がなかなか良い感じですね。最初に見えなかったカマボコもしっかりと味わえます。 麺は平型でちぢれたうどん麺となっており厚さもそこそこあるといった感じです。おつゆがあっさりとしている分、麺そのものの味わいも楽しめるといったところです。 すっきりとした風味と味わいを心ゆくまで楽しめるような一品。磯の香りとゆずの風味が同時に楽しめるといったことである意味贅沢な一杯なのかもしれません。 ジャンル別一覧
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